倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎講座」を実施しました。
「企業学び楽舎講座」とは
中学生が様々な職業に対して理解を深めるとともに、将来の地元就職をイメージできるよう、企業を直接学校に派遣し、仕事の話を聞いたり、仕事を体験する講座です。今年度は、市内13校の中学校へ、35の企業が出向き講座を行います。
12月2日(金曜日) 福田中学校
企業8社の協力のもと、1クラスを1企業とみなし、生徒は希望する企業2社の講座を受講しました。10分程度、企業の業務内容や製品・サービス等の説明を聞いた後、実際の作業や体験等を行いました。
生徒たちは生き生きと楽しく講座を受講していました。企業の方も実際の製品や機具等を持参するなど、様々な工夫を凝らし、楽しい講座を実施していました。
協力企業:倉敷成人病センター、 小谷かなりや認定こども園、 玉島信用金庫、 株式会社ディー・エス笹沖(オートバックス)
JFEスチール株式会社西日本製鉄所、 特別養護老人モームますみ荘、 倉敷運輸株式会社、
株式会社新来島サノヤス造船
講座の様子
- 倉敷成人病センター
職種別にどんな仕事をしているのかをスライドを使って学びました。実習では、心肺蘇生を体験。人形を使って人力で心臓マッサージをしたり、AEDの使い方を学びました。
心肺蘇生(心臓マッサージ)の体験

2.小谷かなりや認定こども園
保育の仕事についての説明を聞いたり、子どもたちに行っている歌や遊戯などを見たり聞いたりしたのち、実際に子どもたちが遊んでいるおもちゃ(紙鉄砲)づくりを体験をしました。
おもちゃ作り

3.玉島信用金庫
信用金庫についての話を聞いたのち、「金融版人生ゲーム」で生涯に必要なお金について学びました。車購入や結婚など様々な出来事で必要になるお金や、お金以外の喜びなどをゲーム感覚で学びました。
金融版人生ゲーム実施中

4.株式会社ディー・エス笹沖(オートバックス))
「人材は財産であり、人財である」という会社の人材育成についての話を聞き、地域に寄り添うプロサポーターズというキーワードから地域貢献についての話を聞いたのち、実際の商品に触れる体験をしました。
実際の商品に触る様子

5.JFEスチール株式会社 西日本製鉄所
鉄は進化しているという話や、学校生活で身につけた力が働くうえで最も大切であるという話を聞いたのち、鉄鉱石やコークスを触ったり、耐熱作業着を着て、酸素マスク装着体験をしました。身近な鉄製品やその製造について理解することができました。
酸素マスクや安全靴などの装備装着体験

6.特別養護老人モーム ますみ荘
実際に車いすに乗車して、聞き手と反対の手足を使って操作する体験をしました。意外と難しいことを実感しました。
その後、ますみ荘や介護士についての話をききました。
車いすの操作体験

企業の業務内容や造船業界のこと、強度計算されて船は作られているという説明を聞いたのち、強度を体験する目的で紙のみを使って、ペットボトルを乗せてもつぶれない長方体を作成する体験をしました。