平成21年10月20日(火)20時22分ごろ、スーパーで買い物中の60歳代の女性が、突然意識を失い心肺停止となりました。従業員の樋口智栄子さんが異変に気付いて駆け寄り、応援を頼むとともに気道確保を行いました。
駆けつけた警備員の藤井浩さんと従業員の阿部磨智子さんとともに、119番通報、心肺蘇生法、AEDを操作し、事業所一丸となった救命活動が行われました。
女性は病院に収容後、数時間で意識が回復し、入院から約1ヶ月後に後遺症なく退院できました。
このことは、従業員が迅速・的確な救命活動を実施したことによって、脳機能障がいもなく完全回復に至り、その功績は大なるものと認められます。
倉敷消防署は、救命活動を実施した3人の勇気ある行動に感謝の意を表し、平成22年3月3日(水)10時30分から、倉敷消防署2階において、小畑始倉敷消防署長から表彰状を交付しました。
倉敷市防火協会倉敷支部は、この表彰に協賛し、記念品として表彰建楯を贈呈しました。