倉敷市立美術館では、郷土にゆかりの深い作家たちの作品を中心に近・現代の美術の流れを展望できるコレクションづくりをめざして収集活動を行っています。平成26年度には、初めて収蔵することとなった日本画の狩野永朝や吉嗣拝山、入江之介ら、また陶芸では岡本静太郎や岡本欣三、岡本章ら、あわせて60点にものぼる多くの作品の寄贈を受けました。そのため、このたびの展覧会は、会期を前・後期の2期に分け、前期では洋画と工芸を、後期では日本画[会期:6月6日(土)~6月21日(日)、7月14日(火)~8月9日(日)]を紹介いたします。
なかでも、「念仏講」など5点の斎藤真一作品は、瞽女シリーズを発表する40歳代から50歳代にかけてのもので、作家の充実した仕事ぶりがうかがえます。このほかにも平賀石泉の木工芸作品等も展示いたします。
平成26年度に新たに当館のコレクションに加わった郷土作家の多彩な表現をお楽しみください。
●担当学芸員によるギャラリー・トーク
終了しました。
4月19日(日)、5月17日(日)
14時~