平成27年度

平成27年度

毛染めによる皮膚炎に注意!(2月号)

 【事例】
  染毛剤を使って毛染めをしたところ,目が開かないほど顔面が腫れて仕

事を1週間休んだ。これまで同じ染毛剤を使って2回毛染めをしたことが

あった。

【アドバイス】

年代や性別を問わず多くの人が毛染めをしています。その一方で,毛染

めによる皮膚障害の相談が全国の消費生活センターに多数寄せられており,

消費者庁から注意喚起がありました。

毛染めによる皮膚障害の多くは,ヘアカラーリング剤によって引き起こ

される接触皮膚炎です。特に,広く使用されている酸化染毛剤(ヘアカラー,

ヘアダイ,白髪染め,おしゃれ染めなど)は,他のカラーリング剤と比べて

アレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすい成分(酸化染料)が多く含まれ

ています。ヘアカラーやヘアダイなどを使用する際は,事前に「皮膚アレル

ギー試験(パッチテスト)」を毎回行うことが大切です。

  わずかなかゆみや痛みであっても無視して毛染めを続けていると,重篤な症

状が現れることがあります。異常を感じた場合は,使用をやめて医療機関を受

診してください。また,これまで異常を感じたことがない人でも,酸化染料と

の接触回数が増えることで,アレルギーになる恐れがあります。特に子どもの

皮膚は化学物質の影響を受けやすいといわれているので,安易に子どもの毛染

めをすることは控えましょう。