玉島港は、島々を美しく散りばめた海であった玉の浦を、万治2年(1659)頃に松山藩主水谷勝隆が埋めたて、開かれた港です。
商人が集まり、千石船や北前船の出入りが盛んになり、白壁の蔵や問屋が立ち並びました。この繁栄から、玉島港は山陽の小浪華ともいわれ、備中一の商業港として発展しました。この繁栄とともに文人墨客も出入りするようになり、この港は玉島に商業と文化の両面の繁栄をもたらしました。現在でも当時の面影を残す蔵や常夜灯が残っています。
場所
倉敷市玉島柏島・玉島乙島他
交通
玉島ICから南西へ車で約20分
駐車場
なし
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