ここ神崎神社の境内には、亀山焼窯跡があります。亀山焼とは、須恵器の流れを引いていて、鎌倉時代から室町時代前半にかけての約200年間、亀山付近一帯で須恵焼物として大量に生産され、全国へ広く出荷されていました。九州から江戸にいたるまで様々な地域で使用されていたようです。 またこの辺りより少し北の丘陵地は当時『甕(もたい)の泊』と呼ばれていました。甕とは、古代から物入れ等に使われた容器を意味していて、このことからも、この辺りで亀山焼が作られていたことが分かります。 場所 倉敷市玉島八島