良寛さまの遺跡 近藤萬丈の生家
江戸時代末期の国学者であり歌人でもある近藤萬丈(1776〜1848)は5代当主菊池源七武豊の次男としてこの地に生まれる。
長男森乃丞が5歳で亡くなったため本来なら6代当主として家督を継ぐことになるのだが、学問を志し江戸に上がり近藤萬丈(椿薗萬丈)と名のった。
土佐を旅行した時、良寛さまらしい僧に出会った話を日記や「寝覚めの友」に書き残し、良寛さまが玉島を去って越後に帰るまで、今まで謎とされていた放浪の旅の様子を伺わせる貴重な逸話となっている。
設置物
案内板
設置年月日
平成10年10月10日
所在
倉敷市玉島阿賀崎1212(菊池酒造)
設置者
玉島円通寺・聖良寛奉賛会・岡山県良寛会・玉島文化協会・玉島観光ガイド協会
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