安藤嘉助商店の代表取締役、安藤 辰さんより紹介していただきました。まずは自己紹介をお願いします。
中野 旬一です。玉島味噌醤油合資会社の4代目になります。スポーツインストラクターの専門学校を卒業後、リゾート産業を専攻していたこともあり、アルペン(スキー・スノーボード等を扱う会社)に就職し、インストラクターとして全国各地で働いていました。色々な町並みや食べ物にふれた中で、玉島の町並みを思い出し、やっぱり玉島がいいなと感じました。そんな思いもあり12年前に玉島に戻り、以降玉島味噌醤油合資会社経営に携わっています。この会社の創業は江戸後期までさかのぼり、大正9年に現在の社名になりました。その名の通り味噌・醤油・調味料の製造販売を行っている会社なのですが、さらに製造した味噌・醤油を使い、母親が味噌パン・醤油パンを製造しているんです。
仕事以外では、オートバイが趣味でツーリングを楽しんでいます。紹介してくれた安藤さんとは、すぐ近所で幼い頃からよく知っている仲です。
玉島の魅力は何ですか
川・山・海があり、自然がそのまま残っているところですね。それと、玉島は西灘と呼ばれるほど、醸造が多い所なんです。酒蔵などに代表される、生活観のある古い建物が残っていて風情が感じられるところも魅力だと思いますね。
玉島のお勧めスポットはどこですか。
仲買町ですね。仲買町には、呉服屋や畳屋など昔からの商売が軒を連ねる風情のある町並みが残っており、散策しても飽きることが無いですよ。また、古い町並みの中に生活観がにじみ出ており、それが大きな魅力だと思います。特に春になると富田地区の満開の桃の花や住吉山公園の桜も見える、絶景スポットになります。最近ではこの町並みの絵を描いたり、写真を撮りにくる人も増えてきているんですよ。皆さんも一度いらしてみて下さい。
玉島が元気になるにはどうすればいいでしょうか。
企業同士の交流を深め、個々に発信するのではなく、皆で盛り上げて特産品の開発や観光に来られる方の受け入れ体制を整えていくことだと思います。その一つとして地域を盛り上げるためにオリジナルTシャツの作成を始めているところです。
最後に次にインタビューをしてくださる方を紹介していただけますか。
手打ちうどん『くら』の中川 恵介さんです。若い力で地域を盛り上げるために精力的に活動している人です。
中野 旬一さん、ありがとうございました。
※中野 旬一さんのオススメスポットはこちらです。
「仲買町の町並み」



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