中野 旬一様から、若い力で地域を盛り上げるために精力的に活動している人であると伺いました。まずは自己紹介をお願いします。
中川 恵介です。昭和49年生まれの34歳です。高松市にあるKISS調理技術専門学校を卒業後、平成6年から父親の後を受け継ぎ、現在の店に入り仕事をしています。うちは、元々スーパーや小売店向けの茹で麺の製造から始まり、昭和62年から現在の「手打うどん 蔵」を始めたんです。その当時、私はまだ中学生でしたが、お店作りを色々と手伝ったことを覚えています。苦労話ですか?そうですね、私がこの店に入りたての頃は、父と同じうどんを作ろうとしていましたが、同じうどんが出来ないのが苦労でしたね。前回の中野さんには、仕事をしていく中での良き理解者でありアドバイザーとして、また仕事以外でも共通の趣味が多かったりと、色々とお世話になっています。
「若い力で地域を盛り上げる」とは、具体的にはどのようなことをされているんですか。
岡山県生活衛生同業組合玉島支部(玉島の飲食店組合)の理事として、玉島の飲食業の発展に努めています。現在60あまりの店に加盟していただいていて、情報を共有したり共同広告やホームページの製作などの活動をしていますよ。また、商工会議所青年部での活動もしています。今年は、交流・渉外委員会の委員として、他の青年部の方々と合同でイベントをしたりして、交流を深める活動をしています。まだまだ企画の段階ですが、玉島まつりに負けないようなイベントが出来ればと、現在模索中です。
玉島の好きなところはどこですか。
玉島は港町として発展してきましたが、農産物も美味しい物がたくさんあります。桃・梨・ブドウなどの果物もそうですし、様々な野菜も地物は美味しいんです。実際、うちの野菜は玉島で採れたものを使っていますが、お客さんも「おいしい!」とおっしゃいます。玉島の好きなところは、そういう農産物の美味しさですね。
玉島のオススメスポットはどこですか。
私の地元、富田の桃畑から見る玉島の風景です。桃畑もきれいですし、上から見ると町が発展していく様がよく分かります。それと、E地区沖に車を停め、のんびりと海を眺めているのが好きです。
玉島がもっと元気になるにはどうすればいいと思いますか。
玉島は今も人口が増えていますが、それがそのまま各商店の売上増に繋がっているわけではありません。もっと玉島で買物をしたり、食事をしていただけるように、玉島内外を問わず少しでも多く玉島のことを知って頂くことが必要だと思います。そのためには情報発信をしなければなりませんが、余力のある商店は自力で情報発信が出来ても、小規模の店舗では、なかなか自力では出来ません。小規模の店舗同士が協力し合い、玉島の魅力を発信していくことが出来ればいいと思っています。地産地消という言葉がありますが、せっかくいい物があるんですから、それを知り、共有し、玉島名物にする。そんなことが出来たら最高ですね。
次の方の紹介をお願いします。
白神 清宏君です。まだ地元に帰ってきて3年ですが、人と人とのふれあいを大切にしている方で、地域の発展や振興に興味を持っている方です。
中川 恵介さんのオススメスポットはこちらです。

「富田の桃畑から玉島平野を望む」

「E地区から海を望む」
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