蓮華文鬼瓦、四葉蓮華文鐙瓦、花枝文宇瓦(れんげもんおにかわら、よんようれんげもんあぶみかわら、かしもんのきかわら)

- 種別
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国指定・考古資料
- 所在地
- 倉敷市真備町箭田(→岡山県立博物館)
- 所有・管理者
- 吉備寺(岡山県立博物館)
- 指定年月日
- 昭和37年6月21日
箭田廃寺は岡山県内で最も早い時期の飛鳥時代に創建されたと考えられています。この蓮華文鬼瓦は箭田廃寺のもので、瓦自体は白鳳時代に入ってからのものです。
蓮華文鬼瓦は、高さ32.6cmで灰青色。鬼板は円頭台形で、下端の両端に欠損はありますが浅い刳りを施してあります。中央には中房を二段の高い凸形とした八葉蓮華文を配し、その周囲に大粒の蓮珠文18個をめぐらしています。さらにその外側周縁は二重に造り上縁と左右縁は内側に二重半円文帯、外側に二重鋸歯文帯を飾っています。四葉蓮華文鐙瓦は全長37.8cm、花枝文宇瓦の全長も37.8cmです。
現在は、岡山県立博物館に寄託されています。
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