象岩(ぞういわ)
- 種別
- 国指定・天然記念物
- 所在地
- 倉敷市下津井(六口島)
- 所有・管理者
- 倉敷市
- 指定年月日
- 昭和7年7月23日
下津井港から南西3kmの沖合に浮かぶ六口島の西岸にある奇岩です。自然の芸術品である象岩は,海岸の花崗岩が風と波によって侵食され,長い年月をかけて造りだされたものです。
その姿はあたかも巨象が岸辺に水を飲みにやって来ているかのようにみえます。白い岩肌の雄大な造形は瀬戸内の海の青さによく映えます。満潮になると波に巨体を浮かべ,干潮になると磯辺にたたずみます。高さは約8m,干潮時には歩いて近づくことができます。
古くから人々の目を引いたらしく,『池田家文書』の中には、年代は記されていないが、「六口嶋象鼻」と題された絵図が2枚残されており,今と変わらぬ姿が描かれています。
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