歯周病

ページ番号1015527  更新日 2025年11月10日

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歯周病とは

歯周病について図式化したもの
引用:eヘルスネット

歯周病とは、歯と歯肉の隙間から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、それに加えて歯を支える骨を溶かしてグラグラにさせてしまう病気です。

歯周病の原因

歯ブラシだけでは歯垢が取り切れないことを示したグラフ

歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。プラーク(歯垢)は細菌のかたまりで、歯や歯肉の表面に長い時間ついていると、むし歯や歯周病を引き起こすことになります。

あなたは大丈夫?歯周病のセルフチェック

歯周病の症状リスト

歯周病は、初期は痛みや症状がほとんどないため気づいた時には進行していることがあります。次のような症状があったら、早めに歯科医院を受診しましょう。

半年に1回以上は、歯科検診を受診しましょう。

セルフケアとプロフェッショナルケアが大切だと伝えるイラスト

歯と口を健康に保つためには、毎日自分で行うセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアのどちらも大切です。半年に1回以上はかかりつけ歯科医院で歯科健診を受けましょう。

歯周病と全身の病気などとの関連

全身疾患のイラスト

歯周病は、全身の病気や妊娠、喫煙などの生活習慣との関係性が報告されています。

歯肉の炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、糖尿病 、関節リウマチ 、脳梗塞、動脈硬化に伴う狭心症・心筋梗塞、早産・低体重児出産など、様々な病気を引き起こしたり悪化させたたりする原因となります。

また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、誤嚥性肺炎の原因となっています。現在、高齢者の死亡原因の第3位は肺炎ですが、その肺炎の多くが誤嚥性肺炎といわれています。

歯周病と糖尿病はお互いに影響を与え合う関係

歯周病と糖尿病の関係を表した図

歯周病は特に糖尿病と深い関係があり、歯周病がある人は糖尿病の治療が困難になりやすく、糖尿病がある人は歯周病になりやすく重症化しやすいという関係にあります。

喫煙

喫煙者は非喫煙者に比べ2~8倍 歯周病にかかりやすいと言われています。喫煙者は、歯周病の症状に気づきにくく、歯周病の治りも悪くなります。しかし、重度の喫煙歴があっても、禁煙することで歯周病に対するリスクは低下します。また、喫煙者は口腔がんなどの発症リスクも高まります。舌や粘膜などで気になることがあれば、早めにかかりつけ歯科医院で相談しましょう。

倉敷市歯周病検診の案内

20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳の方が対象です。

詳しくは、下のリンクからご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

倉敷市保健所 健康づくり課
〒710-0834 倉敷市笹沖170番地
電話番号:健康増進係086-434-9868、母子保健係086-434-9820、けんしん係086-434-9866、倉敷保健推進室086-434-9822 ファクス番号:086-434-9805
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