医療機関における感染症の集団発生について

医療機関における感染症の集団発生について

医療機関の方へ

医療機関の院内において感染症の集団発生が疑われ、次のア〜ウのうちのいずれかの状況に該当する場合、保健所までご報告をお願い致します。

 

【報告基準】

ア)同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1週間以内に2 名以上発生した場合

イ)同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合

ウ)ア及びイに該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合

 

なお、報告基準に該当しない場合であっても、ご相談には応じています。

倉敷市保健所 保健課 感染症係

086-434-9810

 

※新型コロナウイルス感染症については、令和5年5月8日に、感染症法上の位置づけが5類へ移行されたため、季節性インフルエンザと同様の対応になります。

 

【参考文書】

・平成26年12月19日付厚生労働省通知「医療機関における院内感染対策について」(PDF)

・令和5年4月28日付新型コロナウイルス感染症の院内感染に関する保健所への報告及び相談について(PDF)

報告様式について

報告様式は、「インフルエンザ様疾患の報告様式」と「感染性胃腸炎の報告様式」があります。

 

「インフルエンザ様疾患の報告様式」を使用する場合の疾患(症状)は、主に以下のものが挙げられます。

・インフルエンザ

・新型コロナウイルス感染症

・手足口病

・ヘルパンギーナ

水痘(みずぼうそう)

・RSウイルス感染症

・伝染性紅斑(りんご病)

・咽頭結膜熱(プール熱)

・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

 

「感染性胃腸炎の報告様式」を使用する場合の疾患(症状)は、主に以下のものが挙げられます。

・下痢、腹痛

・嘔気、嘔吐

・ノロウイルス感染症

・ロタウイルス感染症

 

インフルエンザ様疾患 ※新型コロナウイルス感染症も含まれます。

感染症報告書 

様式1ーイ 様式1ーイ

調査票    

様式2ーイ 様式2ーイ


感染性胃腸炎

感染症報告書 

様式1−ノ 様式1ーノ

調査票

様式2ーノ 様式2ーノ

 

各報告様式の提出先

必要時、ご記入いただいた各報告様式は、保健所(保健課 感染症係)まで、FAXでご提出ください。

倉敷市保健所 保健課 感染症係

FAX:086-434-9805

様式1の提出:最初の報告時(1回のみ)

様式2の提出:集団感染が収束するまでの間、毎日10時までに提出