たばこの健康への影響

ページ番号1025549  更新日 2026年10月22日

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喫煙者

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。

また、喫煙を始める年齢が早いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

たばこの煙に含まれているもの

たばこのイラスト

たばこの煙には、5,300種類以上の化学物質が含まれており、そのうち70種類以上が発がん性物質です。

 

有害物質のうち代表的なものは、発がん性物質であるタールやアセトアルデヒド、酸素不足をもたらす一酸化炭素、目や鼻の粘膜を刺激するアンモニア、強い依存性をもつニコチンなどがあります。

また、それらの有害物質によって、動脈の炎症や収縮が引き起こされ、動脈硬化や血栓の形成が進む場合があります。

たばこの身体への影響

喫煙している人がなりやすいがんとして、肺がん、咽頭がん、食道がん、肝臓がん、胃がん、すい臓がん、膀胱がんなどがあり、全身のがんに関係していることが明らかになっています。

下記は、日本人における喫煙者本人への影響(能動喫煙)として、喫煙との関連について「科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である」と判定されている健康影響の一覧です。

※2016年公表「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書(たばこ白書)」より

たばこのイラスト
厚生労働省 健康日本21アクション支援システムWebサイトより

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ニコチン依存症について

やめたくてもやめられない喫煙は、「ニコチン依存症」という病気です。

たばこがなかなかやめられないのは「本人の意思の問題」と思っている人が多いかもしれませんが、禁煙が難しいのは、ニコチン依存症という病気のためだということを、知ってください。

ニコチン依存症の人はニコチンが切れるとイライラやストレスを感じるようになります。これは、喫煙することで脳内の神経伝達物質であるドーパミンなどが放出されるため、「たばこを吸うことでリラックスできる・やる気が出る」と体が感じることが原因です。喫煙してニコチンを常時摂取するようになると、次第に、これらの神経伝達物質の調節をニコチンに委ねてしまい、自分で分泌する能力が低下します。脳内では、ニコチンを取り込まないとドーパミンが放出されなくなるため、「リラックスする・やる気を出すためにたばこを吸う」という依存状態に陥ってしまっているのです。

ニコチン依存の仕組み

ニコチン依存症のチェックリスト

禁煙治療の診療で使用されるスクリーニングテストです。

全10問の質問で構成されており、「はい」と答えると1点、「いいえ」と答えると0点、10問の点数の総計で依存度を判定します。ニコチン依存症の診断基準として、5点以上が用いられます。

なお、このチェックシートは病気の診断に代わるものではありません。

チェックの結果にかかわらず、不安や気になることがあれば医療機関に相談しましょう。

ニコチン依存症のスクリーニングテスト
問1 自分で吸うよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
問2 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
問3 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
問4 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか?
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
問5 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
問6 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか?
問7 タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
問8

タバコのために自分に精神的問題(※)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?

(※注 禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抗うつなどの症状が出現している状態。)

問9 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
問10 タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?

(このチェックシートは日本循環器学会・日本肺癌学会・日本癌学会・日本呼吸器学会「禁煙治療のための標準手順書 第8.1版」を参考にして作成)

喫煙に関する病気で亡くなる人は年間19万人!

ご存知ですか?

喫煙者の死亡率は非喫煙者より高く、国内で喫煙に関連する病気で亡くなった人は年間で19万人と推定されています1)。

喫煙は、一時の至福感と引き換えに、自分の寿命を削っていくことを知ってください。

早く禁煙すればするほど、寿命を取り戻せます。

男女の喫煙と寿命の関連画像

1)厚生労働省:健康日本21(第三次)の推進のための説明資料(令和5年5月)

2)Sakata R, et al.BMJ.2012;345

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今日から禁煙にチャレンジ!

「たばこをやめたいけれどやめられない…」「きっかけがあれば禁煙したい…」など、そんな思いをお持ちではありませんか?

長年たばこを吸っていても、禁煙はいつ始めても遅すぎることはありません。禁煙は、病気の有無を問わず健康改善が期待できるため、病気の予防だけでなく、病気をお持ちの方が禁煙することも大切です。

条件によっては、健康保険で禁煙治療が受けられます!

<健康保険で禁煙治療を受けるための条件>

  1. ただちに禁煙をしようと考えていること。
  2. ニコチン依存症テスト(TDS)により、ニコチン依存症と診断(TDS5点以上)されていること。
  3. 喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること。※35歳未満の方はこの条件を除く。
  4. 禁煙治療を受けることを文書により同意していること。

※4つの条件にすべて当てはまれば、健康保険を使って禁煙治療を受けられます。

禁煙治療に保険が使える県内医療機関一覧(一般社団法人日本禁煙学会Webサイト)(外部リンク)

もっと詳しく知りたい方へ

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このページに関するお問い合わせ

倉敷市保健所 健康づくり課 健康増進係
〒710-0834 倉敷市笹沖170番地
電話番号:086-434-9868 ファクス番号:086-434-9805
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