たばこの種類
たばこの種類について

たばこには様々な形態があり、世界各地で用いられています。
火をつけるつけないにかかわらず、ニコチンおよび発がん性物質に暴露されるという点で、すべてのたばこには健康影響の懸念があります。
紙巻たばこ

乾燥させたたばこの葉を刻んで紙で巻き、吸い口にフィルターがついており、火をつけて使用するたばこ製品です。
ニコチンだけでなく、一酸化炭素などの有害物質、発がん性物質が喫煙者本人の口からのど、気管・気管支を経て肺胞へたどりつきます。それらの多くの成分が、肺胞の毛細血管を通じて、血液中に溶け込み、全身へめぐります。
副流煙、喫煙者の呼出煙にも多くの有害物質が含まれており、喫煙するつもりがないのに、たばこの煙をすわされてしまう「受動喫煙」、たばこを吸い終わった後に喫煙者本人やその場に残った有害物質をすわされてしまう「三次喫煙(サードハンドスモーク)」が問題となっています。
加熱式たばこ

加熱式たばことは、たばこ葉を燃焼させるのではなく、専用機器を用いて電気で加熱することでエアロゾル(霧状)化した化学物質を吸入するタイプのたばこ製品です。
燃焼しないため、燃焼の際に生じるタールなどの有害物質が少なく、臭いが抑えられる一方で、依存の原因となるニコチンは紙巻きたばこと同程度含まれているものもあります。
また、加熱式たばこ喫煙者からの呼出煙による受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性が否定できないと考えられています。
電子たばこ

電子たばことは、香料などを含んだリキッド(溶液)を加熱して、発生するエアロゾル(霧状)化した化学物質を吸入する製品です。
日本で販売する電子たばこはニコチンを含まず、たばこ事業法のたばこ製品として分類されていません。
しかし、ニコチンの有無にかかわらず、電子たばこによっては、健康に影響を及ぼす可能性のある、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドといった発がん性物質などを発生するものがあると報告されています。
喫煙者が使用しているたばこの使用実態

国民健康・栄養調査によると、習慣的に喫煙する人が使用しているたばこの種類は加熱式たばこが約3割を占めています。特に、男女ともに、20~40歳代の比較的若い世代で使用者の割合が高くなっています。
加熱式たばこ・電子たばこのリスク
加熱式たばこおよび電子たばこが、煙が出ないことから、体の影響が少ないと考える人がいます。
しかし、加熱式たばこにもニコチンが含まれており、アセトアルデヒドなどの有害物質も含まれていることから、加熱式たばこが紙巻たばこと比べて、健康へのリスクが少ないとは言い切れません。加熱式たばこの喫煙経験者(過去、現在進行形含む)は、妊娠高血圧症や低出生体重児のリスクが高いことも報告があることや、加熱式たばこでも受動喫煙による影響があることが明らかになっています。
また、電子たばこでエアロゾル化した化学物質を吸入することが、身体にどのような影響を及ぼすのかは、確認がされていません。
加熱式たばこの誤飲に注意
0~6歳の子どもと同居する喫煙者を対象とした消費者庁の調査で、紙巻たばこより加熱式たばこの方が、子どもの誤飲の割合が高いことが分かりました。
また、加熱式たばこの方が、紙巻たばこと比べて、子どもの前で喫煙している割合が高く、また、子どもの手の届く場所に置かれている現状が明らかになりました。

加熱式たばこは、たばこ葉などが入ったスティック等を専用の器具を使って電気的に加熱し、エアロゾル(霧状)化したニコチン等を吸入する製品で、スティックには金属片が内蔵してあるものもあります。フルーツなどの香りがあるものもあることから、乳幼児の加熱式たばこの誤飲が多く発生しています。
加熱式たばこは、たばこ製品の一種です。たばこ葉に含まれるニコチンが多量に体内に取り込まれると、嘔吐、下痢、頭痛、呼吸困難などさまざまな中毒症状が現れるおそれがあり、従来の紙巻きたばこと同様、誤飲には十分な注意が必要です。
誤飲事故を防止するため、次のような点に注意しましょう。
- こどもの目の前で吸わない。
- 吸い殻も含め、こどもの目に触れる場所や手の届く場所に置かない。
- 捨てるときは、直接捨てずにビニール袋などに入れて密封するなど、容易に取り出せない工夫をする。
- 飲料缶やペットボトル等を灰皿代わりに使用しない。
誤飲してしまった可能性がある場合は、口の周りや口の中を確認し、たばこがあるようなら取り出しましょう。ニコチンの吸収を高める恐れがあるため、水分の摂取は控えてください。
誤飲が疑われる時は、直ちに医療機関を受診しましょう。
このページに関するお問い合わせ
倉敷市保健所 健康づくり課 健康増進係
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