大潮の干潮の時間に洲脇さんとともに干潟の観察をしてきました。
岡山県の中でアマモが繁茂するエリヤは三か所。その一つが児島沖で、まして干潟に出て触ることが出来る場所は少なく、倉敷市ではここのみか? 写真のように綺麗な砂地が広がり、その向こうにアマモの草原が広がっている。当然この小さな河口には汽水域水族館を思わせるほど多種多様な生き物がいる。
少し名前を挙げてみるとカニ類ではシオマネキ、アカイソカニ、ガザミ、イシガニ、ハゼ類ではマハゼ、ビリンゴ、ニクハゼ、チチブ、シマハゼ、ミミズハゼ、魚類はクサフグ、ボラ、スズキの幼魚、貝では大きなシジミがいた。藻はアマモとアオサが見られる。
今回の大雨で増水して溢れんばかりの濁流が一日以上続いたが、下村川の生き物たちはたくましく乗り切っていた。
児島沖の干潟
アマモの草原
採取した生き物
(観察日:2018年8月11日)
U・K
2018年8月11日
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