自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2018年8月29日

用水路に藻繁殖(茶屋町)

2018年8月29日

 茶屋町の用水路で藻が繁殖しています。茶屋町駅より東の用水路を観察するといたるところに藻が繁殖しています。

 地区内の市街化区域には下水道がありますが、その他は合併処理層を使うか、生活雑排水を処理しないで用水へ流すため、富栄養化が進んでいるようです。さらに用水路は流れが緩やかなため藻が育ちやすいのかもしれません。

 藻が育っている場所ではゴミがたまっており流れが悪化しています。川掃除を住民参加で行うのは年1度で、用水路前に住む住民が藻を引き上げることが多いようです。

 繁殖している藻の種類はマツモ(キンギョモ)、浮草、オオカナダモ、セキショウモなどです。

 水路

 浮き草

 ゴミ

(観察日:2018年8月29日 )

S・K

2018年8月29日 | コメント(0)