自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2015年11月16日

ハヤブサが街に来た(児島上ノ町)

2015年11月16日

 ハヤブサが街に来てコウモリを捕らえていた。
この日は夕方のウォーキングを終えて自宅近くに帰ってきた時に、鷹らしき鳥が近くの高い携帯会社のアンテナへとまった。急いで自宅に戻り双眼鏡を片手に2階のベランダへ出てみると、まだ居る。50mほどの距離、はっきりとハヤブサの特徴が見えた時は感動した。暫くは周りを見渡したが急に飛び出し、ア~これでさよならかと思いきや、一回り飛んで戻ってきたと思ったら、何かを足で押さえ、むしりとりながら食べ始め最後は黒い塊を飲み込んだ。また周りをキョロキョロと見て飛び出した。それを5回ほど繰り返した。そのころ周りにはコウモリが多く飛んでいた、そして日没になり、その中を飛び出していき、闇に消えた。飛び去って思ったことは、ハヤブサは夕闇にコウモリが飛び出すのを知って、ここで待っていたのだ。しかし、あの不規則は飛び方をするコウモリを意図も簡単に捕らえるとは、そして町の中にまで狩場を見つけるとは、改めてハヤブサの賢さに感服しました。



U・K

2015年11月16日 | コメント(0)