ぼんしょう
梵鐘
種別: |
県指定・工芸品 |
所在地: |
倉敷市林 |
所有・管理者: |
尊瀧院他4カ院 |
指定年月日: |
昭和49年5月31日 |
五流尊瀧院は山伏の宗教修験道の寺です。役小角が伊豆に流されたとき難を逃れた高弟たちが海路児島にたどり着き創建したと伝えられています。
この鐘は五流尊瀧院観音堂の下にある和鐘です。総高 129.4cm・口径70.0cmで,龍頭は背が高く笠形はやや膨らみを持っています。口径に比し鐘身が高いすらりとした鐘です。
池の間に刻まれた銘文によると,康正3年(1457)釈元柔という人が発願し,熊野山常備の鐘として鋳造したものです。
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