短刀 銘 信国(たんとう めい のぶくに)

ページ番号1007689  更新日 2025年1月25日

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写真:短刀 銘 信国

種別
県指定・工芸品
所有・管理者
(個人)
指定年月日
昭和36年7月25日

信国は山城国来派了戒の系統で、相州正宗の養子であり、かつ弟子である貞宗の三哲の一人であったと伝えられています。
「延文二年(1357)月日」の銘がありますが、有銘確実な信国としては最も古いといわれ、初代信国と思われます。
造込みは平造、棟(むね)は三つ棟で、先反りつき、鍛えは板目肌に柾(まさ)がかっています。地沸(じにえ)がついて地景(じけい)が入り、地斑(じふ)を交じります。刃文(はもん)はほとんど中直刃、表裏に梵字と丸止2本樋(二筋樋ともいう)を彫ってあります。茎(なかご)は生(うぶ)で短く、舟形で目釘穴二個。黒漆塗葵紋拵(ごしらえ)がついています。

刃長
35.0cm
反り
0.3cm
重ね
0.6cm
元幅
2.65cm

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