太刀 無銘(たち むめい)

ページ番号1007703  更新日 2025年1月25日

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写真:太刀 無銘

種別

市指定・工芸品

所有・管理者
(個人)
指定年月日

昭和43年12月20日

鎌倉時代のもので、造込み(形状)は、刃の幅が広く鎬の幅が狭い鎬(しのぎ)造です。踏張りがあり(刃の先幅に対して元幅が大きい)、鎬が高い。刀身の地鉄は木材の板目と同じようなかたちの「板目」で、沸つき地景があります。

刃文は、沸(にえ:地鉄と刃の境目に、細粉にした銀箔をふりかけたように輝いているもの)が繋がって刀の刃中が光ってみえる「金筋」で、あたかも砂地を箒で掃いた掃目のようにみえる「砂流し(すながし)」です。

柄(つか)に納められる部分である中心(なかご)は、刃とその境である「区(まち)」が険しくなっています。

刃長
78.2cm
反り
2.7cm
元幅
3.3cm
横手幅
1.9cm

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