短刀 銘 守次(たんとう めい もりつぐ)

ページ番号1007690  更新日 2025年1月25日

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種別
県指定・工芸品
所有・管理者
(個人)
指定年月日
昭和46年6月18日

表に「備中国住守次作」、裏に「延文二年十一月日」の銘があり、延文二年(1357)南北朝時代の作であることがわかります。守次は守次次左衛門尉といい、次直、次吉等とともに中青江の著名な刀工です。
この短刀は平造で、反りがなく身幅があります。鍛えは板目肌がよく詰み、地肌に沸が凝結した地景があらわれています。刃文は直刃で、帽子は先が尖って返り、茎(なかご)は生ぶ(うぶ)で目釘穴は1つ。鑢目(やすりめ)は大筋違(おおすじかい)です。

刃長
29.0cm
重ね
0.6cm
元幅
1.65cm

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