理学療法
理学療法とは、ケガや病気、さまざまな障害などにより、身体の機能や能力が低下、もしくは低下が予測される際に、これらの維持や向上を目的として、運動療法、物理療法、生活への適応を目的とした諸々の動作の練習などを行う治療です。患者様がより充実した生活を送れるように、さまざまな援助を行います。
運動療法
関節の可動域の維持・拡大や拘縮予防、四肢・体幹の筋力の維持・向上のための筋力強化やバランス練習、基礎体力向上のための有酸素運動などを行います。
物理療法
水治療法、電気療法、温熱療法などの物理的な刺激を用いて痛みや炎症の軽減を図ります。
超音波骨折療法
当院では、超音波骨折治療器(低出力パルス超音波)を導入しており、骨折に対して手術を施行した方を対象に主治医の指示の下で行います。効果としては、骨癒合期間を約40%短縮できることが実証されています。そのため、早期の日常生活復帰及び社会復帰が見込めます。
生活指導(ADL練習)
床に寝る・起き上がる動き、階段動作、坂道や不整地を移動するなど、退院先の生活を予想した動きを練習します。