自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2018年4月28日

平地に残る貴重な池(吉岡)

2018年4月28日

 この池ですが、50年以上前からあります。以前は水路の一部だったのに、周辺の開発で隔離されたようです。近所の方と話をすると、管理について市に問い合わせたところ、必要な池なら残すが、必要ないなら何らかの方針が決まるようです。

 昨今、農業に必要のない池は埋め立てられ住宅地や公園になっています。この池も、そうなる運命なのでしょうか。水鳥が羽根を休め、カエルが鳴くこの小さな池を残すことはかなわないものでしょうか。キショウブがきれいに咲き、マコモがそよ風にゆれるこの池を、街中のビオトープとして残してほしいものです。

 池

 北西方向です。水面にはヒシとウキクサが。

 カモ

 水鳥がつがいで住んでいました。

(観察日:2018年4月28日)

 M・T

2018年4月28日 | コメント(0)