自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2018年5月1日

児島の川の調査(児島郷内)

2018年5月1日

 児島のある川の汽水域へ、約一時間ほど魚取りを楽しむ。昨年の秋の大雨の時、メガソーラ、道路建設で山肌がむき出しとなり、2週間以上茶色の泥水が流れ、その後の川魚の調査でモクズガニ、エビ類、ハゼ類がほとんど消えてしまった。そして水温の上がる、翌年春になって復活したかどうかの再調査をする事にしていました。結果は、復活していました。この小さな川で永年生き続けてきた生き物たちの能力に驚きと喜びでいっぱいです。成果は、シンボリックなモクズガニは10杯以上、エビも2種類、ハゼはヒメハゼ、ビリンゴが多く、他にはシマハゼチチブなど、海水魚の稚魚も一匹でしたが、カレイ、タケノコメバル、スズキといました。

 これから、ますます水温が上がってくるともう少し増えてくると思われます。

 写真はモクズカニ(挟まれて 痛かった!)

モクズガニ

(観察日:2018年5月1日)

 U・K

2018年5月1日 | コメント(0)