たち めい むねさだ
太刀 銘 宗貞
種別: |
県指定・工芸品 |
所有・管理者: |
(個人) |
指定年月日: |
昭和55年4月8日 |
備中妹尾鍛冶の宗貞作の太刀で、元暦から仁治年間(1184~1242)頃の、鎌倉時代初期に作られたものです。
妹尾鍛冶は、現在の倉敷市祐安に平安時代末期頃に興った青江鍛冶の流れをくむものです。青江鍛冶は刀工や作風から、古青江(平安末期~鎌倉中期)・中青江(鎌倉末期~南北朝初期)・末青江(南北朝中期)に区別されます。
腰反り(刀身の下部で反る「反り」)が強く、踏張りのある(刃の先幅に対して元幅が大きい)太刀姿など、他に類例の少ない古青江の特徴を持っています。
刃長 |
81.8cm |
反り |
2.6cm |
元幅 |
3.0cm |
先幅 |
1.9cm |
茎長 |
20.2cm |
鋒長 |
3.1cm |