たち くにしげさくほうのうとう
太刀 国重作奉納刀
種別: |
市指定・工芸品 |
所在地: |
倉敷市玉島中央町 |
所有・管理者: |
羽黒神社 |
指定年月日: |
昭和53年7月28日 |
江戸時代の寛文6年(1666)に製作されたもので、表に「玉島羽黒大権現奉納御太刀一腰当城主為御息災延命御子孫栄昌也」、裏に「願主備中松山住大月喜兵衛尉源国重寛文第六丙午霜月吉日」とあります。
姿かたちは刀ですが、銘文中に「御太刀」とあるので、実際に使用するためのものでなく奉納刀であることがわかります。
茎(なかご)は生(うぶ)で、刃上がの強い栗尻です。鑢目(やすりめ)は筋違、地肌は小板目肌、鋒(きっさき)は乱れ込み、浅く返しています。青みを帯びた良質の備中鉄をよく練り、奉納刀として作刀されたものです。
刃長 |
107.0cm |
元幅 |
3.9cm |
反り |
1.3cm |
横手幅 |
2.4cm |