Mitsunobu Hirata

Mitsunobu Hirata

Participant - Mr. Mitsunobu Hirata

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今回,初の海外に行く事もあり,いろいろ不安やこれからどんな事が待っているのかという期待で胸をドキドキさせながら行きました。

現地のニュージーランドに着くと空港にはたくさんの関係者の方が熱烈に出迎えてくださってすごく感動したのを覚えています。予定では着いたその日に市内観光があったのですが,私たちの長旅の疲れがでていたのか予定を変更してすぐホテルに連れて行ってくれたのが嬉しかったのを記憶しています。空港からホテルに向かう途中,クライストチャーチの町並みを見ながら日本との緑の多さの違いに驚きました。ホテルに着き,部屋はすごく広くてよかったのですが洗面所とお風呂を見たときにシャワーが高い位置に固定してあるのを見て,どうやってお風呂に入ろうかと考えました。ちょうど洗面器みたいな器があったのでそれにお湯を溜めながらのお風呂は大変でした。

日が経つにつれて現地での生活にも慣れてきましたが,ホテルが中心街より少し離れている事もあって姉妹都市委員会の方達と別れたあと自分たちで晩御飯を食べに行くのにホテルの近くにはレストランがなくホテルのレストランだけでは飽きてしまうこともあり大変でした。でもニュージーランドの料理はおいしかったです。

僕のプログラムの中にはニュージーランドオープンへの参加があり大島君とは別行動でしたけど海外の大会は日本の大会とは雰囲気も違い,とても貴重な体験ができて良かったです。海外の選手とも片言の英語しか話せないですがいろいろコミュニケーションができて楽しかったです。姉妹都市委員会の方やインディペンデント・フィッシャリーズ社の社長と副社長が応援に来てくれて嬉しかったです。ホームステイではグラハムさんのお宅でバーベキューをしてくださってグラハムさん夫妻と楽しく過ごせました。

あと1番困ったのはハマナスプリングに連れて行ってもらった際に車を用意して来てくれたのですが車がワゴン車だったので座席の位置が高く何回も乗り移りがあったので不便でした。ハマナでは日本の温泉とは違って水着を着てお湯に入り温かい温泉や冷たいプールみたいな温泉などがありびっくりでした。体の不自由な方にも温泉に浸かるためのリフトも付いていて福祉が進んでいることも実感できました。街のレストランやショッピングモールのお店にも車椅子専用のトイレがいたるところについていたりお店の玄関にはスロープが付いていたりして車椅子だからお店に入りたくても入れない場所が無いっていうのは日本の福祉が遅れていることを感じました。

 
これからの日本にもニュージーランドのすばらしい所を学び障がい者でも自由に行動できる社会になっていけばいいなと思いました。

Caregiver - Ms. Keiko Uneda

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クライストチャーチ市への訪問は,大変楽しく充実した旅でした。
主に毎日私たちを世話してくださったTrisya Ventom,Justin Muschampは,いつも笑顔で優しく接してくださいました。困ったことがあってもそれに対してすぐ対応してくださるし,私たちの意見を良く聞いてくれました。ただ身体の自由がきかない平田くんは,当日の朝予定が決まることもあったので,ちょっと不安な面はあったようです。宿泊する部屋は,平田君にとっては何かあった場合直ぐ対応することができるので,付き添いの人と同室が良かったようです。(最初は別室をとってくれていました)

もう一点宿泊で困ったことは,シャワーが固定されていたので,身体を洗ったり洗髪したりするのが大変なようでした。

ホームスティ(Graham Condon宅)先では,お風呂で椅子を壊したりでご迷惑をおかけいたしましたが,平田君にとってはお風呂に入ることが一番の苦労だったようです。Condonご夫妻は気さくで,とても歓待をしていただきました。日常の暮らしぶりがわかり,楽しい一時を過ごすことができました。又バーベキューをご馳走になったKay Mason & Lars Jacobson宅では,こういう暮らし振り(別荘風の超豪華な家の造り)もあるのかなとびっくりしました。文化の違いとか生活の違いとか色々体験させていただきました。そしてクライストチャーチ市は古い車ではありますが,リフトのついたタクシーが町のいたる所に走っているし,レストランやホテルにはスロープや障がい者用トイレが必ず付いているとか日本では考えられないような障がい者に優しい町でした。

さまざまな事を体験でき退屈しないように計画を立ててくださっていましたので,クライストチャーチ市をまるごと体験できたのではと満足して帰国いたしました。

ただちょっと残念だったのは,もっと私たちに語学力があったら意思の疎通がスムーズにいって,もっと現地の人たちと楽しくできたのではないかと,今は語学力不足を反省しております

貴重な体験をさせていただき有難うございました。