農作物被害を与える各鳥獣の特徴と対策について

カラス

カラスの特徴

・農作物全般を食害する。昆虫類をよく食べるほかザリガニやカエル、ネズミなどの死体や残飯なども食べる。

・繁殖期は3〜6月で、一羽が3〜5個の卵を産む。

・9月になると幼鳥は巣立つが、繁殖できるまでには生後2〜3年以上かかる。

・若ガラスも親ガラスも、それぞれ群れをなして集団で行動する。

 

カラス被害への対策

(1)無意識の餌付けをやめる

 エサへのこだわりがなく何でも食べるので、家のまわりや集落はエサの宝庫となる。生ゴミなどのエサを身のまわりからできるだけなくし、カラスが定着しにくい環境をつくる。

 

(2)カラスの慣れを防ぐ

 防鳥テープや爆音機、カラスの死体や模型などの方法は、時間とともにその効果は薄れる。色・音・光などを使った撃退グッズを複合的に組み合わせる、効果がなくなったら片付けるなど、いつまでも放置しないこと。

 

(3)防鳥網・テグスで防ぐ

 たるませない、隙間をつくらない、作物から離すといった点に注意し設置する。

 具体的な設置方法はこちら
倉敷市農林水産課(本庁舎7階)
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