倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎講座」を実施しました。
「企業学び楽舎講座」とは
中学生が様々な職業に対して理解を深めるとともに、将来の地元就職をイメージできるよう、企業を直接学校に派遣し、仕事の話を聞いたり、仕事を体験する講座です。今年度は、市内のべ15校の中学校・5校の高等学校へ、41の企業が出向き講座を行います。
10月18日(水曜日) 玉島西中学校(2年生)
企業6社の協力のもと、1クラスを1企業とみなし、生徒は希望する企業2社の講座を受講しました。10分程度、企業の業務内容や製品・サービス等の説明を聞いた後、実際の作業や体験等を行いました。
生徒たちは生き生きと楽しく講座を受講していました。企業の方も実際の製品や機具等を持参するなど、様々な工夫を凝らし、楽しい講座を実施していました。
協力企業:倉敷医療生活協同組合 コープリハビリテーション病院、 社会福祉法人温故知新会 ひかりの里、
玉島信用金庫、 中央建設株式会社、 センコー株式会社岡山主管支店、 萩原工業株式会社
講座の様子
1.倉敷医療生活協同組合 コープリハビリテーション病院
医療と介護両方の体験を実施。介護では、筋力測定、嚥下、車椅子体験を、医療では、AEDの使用や人工呼吸、注射器を実際に使ってみる体験をしました。本物のAED、注射器や車いすに触れ、医療や介護の仕事の大変さを知ることができました。
注射器の体験 車いすの体験
2.社会福祉法人温故知新会 ひかりの里
介護士・看護師・理学療法士・事務・広報それぞれの職種についての説明や、介護という仕事は、「高齢者の良いところを見つけのばす仕事」であるという話を聞きました。その後、血圧・酸素濃度の計測体験、車椅子乗車体験をしました。
血圧測定の体験 車椅子乗車体験
3.玉島信用金庫
信用金庫についての話を聞いたのち、「金融版人生ゲーム」で生涯に必要なお金について学びました。車購入や結婚など様々な出来事で必要になるお金や、お金以外の喜びなど、将来の見通しを立てておく「マネープラン」をゲーム感覚で学びました。
金融版人生ゲーム実施中
4.中央建設株式会社
業務内容の話を聞いた後、入札から落札までの過程をゲーム形式で学びました。ゲームで1位になったチームはドローン操作の体験を、その他のチームは、測量機、フルハーネス装着の体験をしました。
ゲーム風景 測量機の体験
5.センコー株式会社岡山主管支店
企業紹介、業務内容や物流の説明を聞いた後、バックシーラーの体験をしました。屋外に移動した後、大型トラックの乗車体験をしました。
講義の様子 トラック乗車体験
6.萩原工業株式会社
会社や業務内容についての説明を聞いた後、製品のブルーシートを使って養生テープをリレー形式で渡していくゲームや、製品の一つであるフレコンバックに何人入れるか検証しました。
講義の様子 ブルーシートを使った体験
以上