倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎講座」を実施しました。
「企業学び楽舎講座」とは
中学生が様々な職業に対して理解を深めるとともに、将来の地元就職をイメージできるよう、企業を直接学校に派遣し、仕事の話を聞いたり、仕事を体験する講座です。今年度は、市内のべ15校の中学校・5校の高等学校へ、41の企業が出向き講座を行います。
12月4日(月曜日) 真備東中学校(1年生)
企業6社の協力のもと、1クラスを1企業とみなし、生徒は希望する企業2社の講座を受講しました。10分程度、企業の業務内容や製品・サービス等の説明を聞いた後、実際の作業や体験等を行いました。
生徒たちは生き生きと楽しく講座を受講していました。企業の方も実際の製品や機具等を持参するなど、様々な工夫を凝らし、楽しい講座を実施していました。
協力企業:野村證券株式会社、目黒建設株式会社、 センコー運輸株式会社、 株式会社江口電機、 日本非破壊検査株式会社 水島事業所、 株式会社テオリ
講座の様子
1.野村證券株式会社
会社の概要や金融についての話を聞いた後、模擬紙幣と株券を用いて株の売買をする「株主王ゲーム」で株式投資について学びました。ゲームは、起業した会社の経営状況を見ながら、グループで株の売買タイミングを相談した上で売買し、総資産を競いました。
2.目黒建設株式会社
会社概要や業務内容の説明を聞いたり、工事現場のドローン映像で建設過程を見たりした後、実際に使用している「レベル」という水準測量器で、教室の高低差を計測する体験をしました。
3.株式会社江口電機
「工場がスムーズに稼働できるための部品を作っている」と業務内容や、どのような製品を作っているかの説明を聞いた後、コンプレッサーを使用して、ものを運んだり、積み木を積み上げたり、空気圧を利用した体験をしました。
4.センコー運輸株式会社
「学生と社会人の違い」など若手社員から体験談、現場の様子や業務内容について聞いた後、大型トラックの乗車体験をしました。
5.日本非破壊検査株式会社 水島事業所
非破壊検査とは、どういったもので、どんなところで行われているのかという内容や、業務内容についての話を聞いた後、ドローン操縦や見えないものを特殊な機会を使って探すなどの体験を行いました。
6.株式会社テオリ
会社概要、商品紹介や、西日本豪雨災害での経験、SDG'sの取組みについての話を聞いた後、竹の小物入れを作りました。竹のしなりを活かした小物入れで、四苦八苦しながらなんとか完成することができました。
以上