本市農林水産業の現状と施策内容について

本市農林水産業の持続的発展と産業力の強化

■現状と課題

 本市では,県下三大河川の一つである高梁川の恩恵を受け,また温暖な気候風土のもと水稲を中心に野菜,果樹,花き,畜産など多彩な農業と,瀬戸内海の豊富で新鮮な魚介類を水揚げする水産業が営まれています。

 しかし,農産物価格の低迷,肥料価格などの上昇による農家の経営圧迫,高齢化や新規担い手の減少による農業従事者の減少,安い輸入農産物との競争など,農業を取り巻く状況は年々厳しくなっており,担い手の確保,産地の確立,農地の有効利用,農業の第六次産業化など,総合的な農業振興対策が求められています。

 また,慢性化している耕作放棄地の増加に歯止めをかけるため,耕作放棄地の再生作業や発生防止対策が求められています。

 水産業では,管内の漁獲高は減少の傾向にあり,また燃料価格高騰などにより漁業経営は非常に厳しい状況にあります。このため,稚魚の育成や放流及び稚貝の放流など,育てる漁業への支援が求められています。

■基本方針

◎安全・安心でブランド力のある多彩な農産物を生産・ PRし,その維持・拡大を推進するとともに,地産地消に市民の理解を求め消費拡大を図ります。

◎農業が職業として選択し得る魅力とやりがいのあるものとなるよう,生産基盤の拡充を図り,効率的かつ安定的な農業経営の育成を図るとともに支援を継続します。また,農業協同組合等と連携し,認定農業者や新規就農者,定年帰農者などの担い手の確保に努めます。

◎水産業では,漁業協同組合等と連携して,つくり育てる漁業を推進し,水産資源の維持・増大に努めます。

農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想

 育成すべき効率的かつ安定的な農業経営の目標と、その目標に向けて農業経営の改善を計画的に進めようとする農業者に対する農用地の利用の集積、これらの農業者の経営管理の合理化その他の農業経営基盤の強化を促進するための基本的な構想を定めています。

  ■くらしきの魅力ある農業経営(平成29年3月) くらしきの魅力ある農業経営(平成26年9月)