池田遙邨の世界

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池田遙邨(いけだ ようそん)
1895(明治28)年~1988(昭和63)年

コレクションでたどる「美の旅人」の足跡

池田遙邨(いけだ ようそん)は、1987(昭和62)年に文化勲章を受章した日本画家です。出生当時の本籍地が倉敷市玉島だったことなどから、1980(昭和55)年、倉敷市は遙邨から489点に及ぶ自作の寄贈を受けました。倉敷市立美術館は、そのときに寄贈された作品をもとに、1983(昭和58)年11月3日に開館しました。遙邨の作品は、その後も作家本人や遺族から寄贈を受け、現在では8,000点を越えるコレクションになっています。

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江戸時代後期の浮世絵師・歌川広重に影響を受けた池田遙邨は、徒歩による東海道の写生旅行を行いました。そのときのスケッチをもとに、57枚からなる「昭和東海道五十三次」が1931(昭和6)年に完成しました。

 
 
 
 
 
 

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