自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

2023年6月」で絞込み
・ 2023年6月17日

下村川の淡水域の調査

2023年6月17日

先日の倉敷の自然をまもる会の下村川の干潟観察会に続けて、上流の淡水域も調べてみたので報告します。

上流の三面コンクリートまでの250mの間を調べてみました。淡水魚はギンブナの幼魚が多数、モロコの幼魚も5匹、手長エビ(汽水域にもいる)、汽水域の魚も混じっています。ゴクラクハゼ、アベハゼ、ビリンゴも4~6匹と多い。

海水魚はスズキの幼魚も多く、ボラの幼魚も混じる。このようにほどほど種類と量が多いので、自然がまだ残ってる川だったので安心しました。

今後も是非、洪水対策と称して三面コンクリートだけは、倉敷の自然をまもる会、自然保護監視員として注意深く見守っていきたい。

ギンブナの幼魚

手長エビ

アベハゼ

ビリンゴ

スズキ

U・K

観察日時:2023年6月17日

2023年6月17日 | コメント(0)


・ 2023年6月9日

ホトトギスが来た

2023年6月9日

10年ぐらい前は、早朝にホトトギスがうるさく鳴いて目が覚めたものです。久しぶりにホトトギスです。

朝5時過ぎ頃、近くで鳴き声。すぐに双眼鏡をもって高台へ。

住宅地の真ん中の、中山公園近くの林の中の高い木から聞こえてきますが、ホトトギスは見えるところにはなかなか出てきません。若葉の茂った中に潜むのです。しばらく待つと、さえずりながら飛び立ちました。

ヒヨドリを少し大きくしたスマートな体形です。我が家の環境は、街中でも中山公園の丘のつながりの林があり、ウグイスが多く、托卵を企てるホトトギスには、きっと魅力的なのでしょう。明日も来てほしいですね。

U・K

観察日時:2023年6月9日

2023年6月9日 | コメント(0)