自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2020年9月23日

元古新田の稲田が消える?

2020年9月23日

元古新田の稲田が消える?
古城池トンネルを水島側に抜けた右側に古城池がある、そこから西方に行くと県立  
古城池高校から一文字バス停に繋がる道路がる。  
約10年前には、その道路沿いの殆どは田畑があり四季折々の美しい景色を見せていた。 
ところが、田畑の耕作者が高齢とともに維持管理が困難、跡継ぎの後継者も耕作から離れ、

長年 守ってきたお百姓が田畑を手放す人が現れると共に右に習えとばかりに田畑が消えていった。  
残す田畑の所有者は数軒となり、美しかった田園風景がしだいに消えていくのも近いように思える。 
・スズメ、アオサギ、コサギほか野鳥も姿がみえない、蛙や虫の鳴き声も聞こえなくなってきた。 
-田畑の消滅その原因- 
1、耕作者の高齢、後継者が居ない。百姓仕事には農機具等に多大な金額を要する。   
2、農作業ででる枯葉等の廃棄処理ができない。 昔は畑の一部で焼却していたが不能となった。 
3、近隣住民から薬剤散布他、迷惑をかけている。

今後の課題、旧住民と新住民との連携は、災害時代と言われるこの頃、毎日が安心して楽しい  
生活が送れるための方策等? 

T・S
観察日時:2020年9月23日

2020年9月23日 | コメント(0)