自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2021年3月30日

カメの甲羅干しの観察

2021年3月30日

3月30日、茶屋町でカメの甲羅干しを観察しました。
春の陽気に誘われたのでしょうか、倉敷川と六間川の合流地点の堤防で2匹のカメが甲羅干しをしていました。六間川流域や汐入川などでも多くのカメが甲羅干しをしていました。
写真のカメはアカミミガメのようで、体長は20センチメートル以上に見えました。
環境省によるとアカミミガメは緊急対策外来種に位置付けられ、雑食性で魚、エビ、水草などを食べて生息域の環境に影響を与える懸念があるようです。また、産卵で堤防に穴をあけるケースもあります。
在来種への影響や農業などの被害なども予想され、早急な駆除が望まれます。

S・K

観察日時:2021年3月30日

2021年3月30日 | コメント(0)