自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2022年11月6日

稲わらの野焼き

2022年11月6日

11月6日、茶屋町地区で稲を収穫した後の田んぼで稲わらの野焼きが行われていました。

健康被害をもたらすといわれる微小粒子状物質「PM2.5」の濃度上昇の一因と言われる水田の野焼きが稲刈り後に町内各地で行われています。

岡山県などは稲わらを田んぼにすき込み土づくりに活用してほしいと呼びかけをしていますが、すき込みの際に散布する分解促進剤を入れる手間や費用が掛かることなどの理由で、野焼きが行われています。

稲刈り跡の田んぼではアオサギやコサギが昆虫やカエルを捕まえていました。

環境への配慮から野焼きはできるだけ抑制してほしいと思います。

S・K

観察日時:2022年11月6日

 

※稲わらの野焼きについては、すき込みによる有効利用への転換を、岡山県を中心に「晴れの国ブルースカイ事業」として推進しています。(HP:https://www.pref.okayama.jp/page/665278.html

 

2022年11月6日 | コメント(0)