1.笹沖の用水路
11月の渇水期に三面コンクリートの用水路を調べる。ほとんど砂泥がなく藻もない。しかし、小魚の群れがいたので川に入ってみたらなぜか、橋の下は底が泥で藻がはえていて、小魚がいっぱい泳いでいる。網を入れると多くの小魚が採れた。種類も豊富でこれが三面コンクリートの用水路のどこで育まれているのか疑問である。種類は後で紹介します。
2.鶴新田の用水路
鶴新田の用水路も同様に三面コンクリートですが、藻もあり期待したのですが魚がいない。カワムツと銀ブナの稚魚と雷魚でした。
では、その魚の種類を紹介すると、ヤリタナゴ多数、アブラボテ、カネヒラ、バラタナゴ、カワムツ、タモロコ、イトモロコ、モツゴ、カマツカ、ズナガニゴイ、ゼゼラ、ギンブナ、ドンコ、スジエビ、ヌマエビなどでした。
一方、小田川の宮田橋上流1kmにあるところでシジミ、カラスガイを探しに行くと、全くいません。例年ならザクザクといたはずなのに。数年前からせき止めて工事を行っていました。一時期、川をせき止められていたようです。魚も全くいない。工事前の生物調査が行われていなかったか?
ここは希少種の生息地に近い、タナゴの数と種類の多い場所です。用水路から採取した魚を我が水槽で飼っています。春になったら元の川へ放ちます。守られる魚は、希少種だけでいいのでしょうか?このままでは次々に絶滅危惧種が増える事でしょう。私たちは何をすべきでしょうか。考えてみませんか。
U・K
観察日時:2022年11月25日
2022年11月25日
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