自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2019年9月25日

キジハタ(アコウ)の放流(児島大畠)

2019年9月25日

 今日は私が会員である日本釣振興会の主催で行っているキジハタの稚魚の放流に、倉敷の自然をまもる会会長のSさんとボランティアで参加して楽しく、有意義だったので投稿します。

 当日は最高の天気の中、ゲストに幼稚園の幼児約45人と先生たちが下電ホテル前のビーチで瀬戸大橋が見える白い砂浜に穏やかな小波がリズミカルに波音を繰り返していました。放流前から幼児達は大はしゃぎ、その上に5~6センチに育ったキジハタが30匹ほど入った小さなバケツを各人が もらい放流するのですから、ますますテンションは上がる一方です。

 キジハタの稚魚はまだまだ泳ぎが下手で放流しても何匹化は砂浜に打ち上げられてしまいます。それを掴んでは海へ投げ入れる。その 感触は忘れられない思い出となることでしょうね。

 さて、主催側の話では今回、3000匹ほど放流したが大きく育つのは数パーセントとか。3年で20センチくらい10年で50センチまで育つと言ってました。

 皆さん覚えておきましょう。三年後からアコウを釣るならこの場所で...でした。

 

 

U・K

観察日:2019年9月25

2019年9月25日 | コメント(0)