水の着色 |
紫色 |
症状 |
ふきんが紫色になる。 |
原因 |
空気中には多くの雑菌(細菌やカビ)がおり、湿気を帯びたふきんは、雑菌が繁殖しやすくなっています。つまり、ふきんが紫色になるのは、大気中の雑菌が付着し、繁殖したためです。
高温多湿の場所や時期(梅雨の時期など)は、特に雑菌が繁殖しやすいので、この現象がよくみられます。 |
対策 |
雑菌で着色したふきんは、そのまま使用しないで台所用の漂白剤などで殺菌し、しっかり洗ってから使用するようにしてください。
普段から、使用後のふきんはしっかり乾燥させるよう心がけることをおすすめします。 |
症状 |
お茶の飲み残しが紫色になる。 |
原因 |
湯呑みにお茶の飲み残しをいれたままで水道水を入れたり、長い間水道水にお茶を入れておくと紫色に着色することがあります。
それは、お茶やコーヒー、紅茶などにはタンニンという成分が含まれており、一方水道水には、水道管に鉄を使用している関係から微量の鉄分が含まれていることがあるため、このタンニンと水道水に含まれている鉄分とが反応して、紫色のタンニン鉄ができます。このタンニン鉄が紫色になる原因です。
また、大気中の雑菌(細菌やカビ)が、お茶の飲み残しに繁殖して紫色になることもあります。 |
対策 |
タンニン鉄は有害ではありませんが、雑菌の繁殖によって着色する場合もありますので、着色したお茶は絶対に飲まないでください。また、お茶を入れた湯呑み等はしっかり洗ってから使用してください。 |