刊行物紹介

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『新修倉敷市史』(全13巻)

『新修倉敷市史』とは

新修倉敷市史


平成元年度から取り組んでまいりました『新修倉敷市史』は、平成16年度をもちまして全13巻の刊行を完了することができました。この『新修倉敷市史』は、倉敷・児島・玉島の旧3市合併による新市発足20周年を記念し、後世に誇り得る郷土の歩みを集大成し、市民共有の文化的財産としてこれを継承していくために、原始・古代から現在に至る倉敷市域の歴史を、全13巻にまとめて刊行したものです。
この市史編さん事業にあたりましては、多くの市民の皆様や諸機関より多くの貴重な資料や情報をご提供いただきました。また市史編さん委員・市史研究会員・執筆者の方々には編集・執筆に多大なご尽力をたまわりました。

『新修倉敷市史』の内容のご案内

※タイトルをクリックすると,目次を御覧いただけます。
   タイトル 内容 定価
(税込)
第1巻 考古 旧石器時代から江戸時代に至るまで、豊富な遺跡の調査資料を基に、市域の歴史の推移をたどる。 6,729円
第2巻 古代・中世 今まで不明な点が多かった古代・中世における倉敷地域の歴史を鮮やかに描き出す。 7,019円
第3巻 近世(上) 領主と支配のしくみ、村のなりたち,町場の形成と流通など詳しい研究成果を意欲的に盛り込む。 7,072円
第4巻 近世(下) 領主支配の動き、教育と文化の広がり、幕末の動乱と倉敷などを豊富な史料により克明に描く。 6,809円
第5巻 近代(上) 明治維新と諸変革、地租改正と殖産勧業などを豊富な史料に裏打ちされていきいきと描く。 6,809円
第6巻 近代(下) 倉敷の地で芸術や学問の顕著な発達が見られ、独自の文化圏を形成していく時代を記述する。 6,809円
第7巻 現代 水島臨海工業地帯が形成され、三市合併により新倉敷市が誕生する昭和戦後・平成期を解説する。 7,228円
第8巻 自然・風土・民俗 自然環境、暮らしと生業、民俗に分けて、先人が自然とともに生きてきた知恵をまとめる。 6,835円
第9巻 史料 古代・中世・近世(上) 古代・中世編では倉敷に関する古代・中世の知りうるすべての史料を、近世編では村々の概観、領主と支配のテーマで基本的な史料を収録する。 8,650円
第10巻 史料 近世(下) 倉敷代官所の支配のしくみなど、倉敷市域の近世史を物語る特徴的な史料を翻刻し収録する。 8,905円
第11巻 史料 近代(上) 地租改正、自由民権運動など、明治期における各般に亘る貴重な史料を幅広く収める。 8,800円
第12巻 史料 近代(下)・現代 大正期から戦後に至る倉敷市域の史実を明らかにする重要な史料を網羅する。 9,009円
第13巻 美術・工芸・建築 美術・工芸・建築について豊富な写真・図版で解説し、倉敷市の芸術的な文化遺産をまとめる。 6,408円

『新修倉敷市史』の購入の申込方法

『新修倉敷市史』の販売は、倉敷市との契約により株式会社山陽新聞社が行っています。購入の申し込みは、最寄りの書店、山陽新聞社(TEL:086-803-8164)、山陽新聞販売所へどうぞ。

研究誌『倉敷の歴史』(1~33号、以下続刊)

『倉敷の歴史』とは

研究誌『倉敷の歴史』


『倉敷の歴史』は、市史編さんの過程における研究成果の発表や、研究者による市域の研究発表の場として1991年に創刊され、毎年1冊ずつ刊行しています。これまでに33号を数え、各方面の研究者から倉敷の歴史に関する様々なテーマの論文や随筆などを寄稿していただいています。第32号からは、執筆者の許諾が得られた著作物を冊子発行後1年以上経過した後PDFでも公開します。

『倉敷の歴史』の内容のご案内

※巻号をクリックすると,詳細な目次を御覧いただけます。
  発行年月 販売  PDF版
第1号 1991年3月 残部数なし(在庫切れ)
 
第2号 1992年3月  
第3号 1993年3月  
第4号 1994年3月  
第5号 1995年3月  
第6号 1996年3月  
第7号 1997年3月  
第8号 1998年3月  
第9号 1999年3月  
第10号 2000年3月  
第11号 2001年3月  
第12号 2002年3月  
第13号 2003年3月  
第14号 2004年3月 残部数僅少ですが、ご希望の方には進呈します  
第15号 2005年3月  
第16号 2006年3月 1部500円にて販売  
第17号 2007年3月 残部数なし(在庫切れ)  
第18号 2008年3月 1部700円にて販売  
第19号 2009年3月 1部800円にて販売  
第20号 2010年3月 残部数なし(在庫切れ)  
第21号 2011年3月 1部900円にて販売  
第22号 2012年3月 1部900円にて販売  
第23号 2013年3月 1部900円にて販売  
第24号 2014年3月 1部900円にて販売  
第25号 2015年3月 1部900円にて販売  
第26号 2016年3月 1部900円にて販売  
第27号 2017年3月  残部数なし(在庫切れ)  
第28号 2018年3月 1部900円にて販売  
第29号 2019年3月 1部900円にて販売  
第30号 2020年3月 残部数なし(在庫切れ)  
第31号 2021年3月 1部1000円にて販売  
第32号 2022年3月 1部1000円にて販売 公開中 正誤表
第33号 2023年3月 1部1000円にて販売  
 以下続刊  

『倉敷の歴史』購入の申込方法

『倉敷の歴史』最新号・バックナンバーの販売・頒布は、倉敷市総務局総務部総務課 歴史資料整備室(倉敷市真備支所3階)にて行なっています(最新号については倉敷市役所本庁4階総務課でも販売しております)。 郵送での購入を希望される方は、電話(086-698-8151)・メール(hisedit@city.kurashiki.okayama.jp)等で当室まで御連絡ください。詳細を御案内申し上げます。

『真備の公文書を修復した2年間の足跡ー水損公文書修復処置報告書ー』(Web公開)

倉敷市総務課歴史資料整備室では、平成30年7月豪雨で水没・汚損した公文書(水損公文書)について、多くの機関・個人の御協力を得ながら、令和2年度まで約2年間をかけて修復処置を実施しました。水損公文書の保全・修復に取り組んだ2年間の記録を『真備の公文書を修復した2年間の足跡ー水損公文書修復処置報告書ー』としてまとめ、PDFを公開しました。類似する課題を抱える方々の御参考になれば幸いです。

『真備の公文書を修復した2年間の足跡ー水損公文書修復処置報告書ー』(PDF)

【掲載内容】(目次)

はじめに
第1章 平成30年7 月豪雨災害
第2章 倉敷市真備支所公文書の被災
第3章 水損公文書の修復処置
第4章 御協力いただいた主な機関
第5章 活動の成果
第6章 水損公文書修復処置経緯
第7章 修復処置に参加した人数と処置文書の量
第8章 課題
第9章 総務課歴史資料整備室職員の体験記
写真集