当サイトではIE10未満のブラウザがご利用いただけません。Browsers with IE10 less can not be used on this site.

板戸著色牡丹に唐獅子図 柴田義董筆

板戸著色牡丹に唐獅子図 柴田義董筆

いたどちゃくしょく ぼたんにからじしず しばたぎとうひつ
板戸著色 牡丹に唐獅子図 柴田義董筆
板戸著色牡丹に唐獅子図 柴田義董筆 撮影:中村昭夫
撮影:中村昭夫氏(写真は12面の内の8面)

種別: 市指定・絵画
所在地: 倉敷市児島由加
所有・管理者: 蓮台寺
指定年月日: 平成26年8月29日

 作者の柴田義董(1780-1819)は「人物は義董」と評されるほど人物画を得意とし,淡い色彩と軽妙繊細な筆致の作品で人気を博しました。県下に残る義董作品の多くが30歳過ぎ頃のものであり,本作品もまたその頃のものと思われます。

 義董の作品には手慣れた感じの人物画が多い中,本作品はそれらとは一線を画した力強い墨線を駆使した濃彩の大作です。12枚の杉戸に「百獣の王・獅子」と「百花の王・牡丹」を豊かな動きを付けながら力強く描き起こし,周辺には金砂子を散らして奥行きのある空間を巧みに現しています。

 この作品は、義董の画技の高さ,幅広さを知るうえで貴重な作例であり,極めて意欲的な渾身の大作です。