外科

ページ番号1016509  更新日 2025年7月31日

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診療科のご案内

外科では、主に手術など体に侵襲を加える処置を行って病気を治療します。

当院では、外傷などの一般的な外科処置に加え、消化器外科、乳腺・甲状腺外科、血管外科の専門的な治療を行っています。

消化器外科

  • 急性胆嚢炎や急性虫垂炎、腸閉塞などの腹部救急疾患の初期対応から治療
  • 胃癌や大腸癌などの消化器癌の診断や治療(手術や薬物治療など)
  • 鼠径ヘルニアや腹壁ヘルニアの外科治療
  • 嚥下障害など栄養サポートのための胃瘻増設術や中心静脈ポート留置術

を担っています。また、現在、当院は消化器内科医不在のため、大腸ポリープや総胆管結石症など内視鏡的治療を行う際には、当科が窓口となり、岡山大学消化器内科医師による治療を実施しております。

乳腺・甲状腺外科

乳腺疾患

当院では、乳房の炎症性疾患や良性腫瘍から乳癌まで広く乳房の疾患に対して、検診や診断、治療、その後のメンテナンスまで一連の診療を行っています。乳癌の画像診断には、通常のレントゲン撮影装置、CT、MRIといった汎用の画像診断に加え、3Dマンモグラフィ、高解像度の超音波診断装置、組織診断のための吸引式乳腺生検装置をそろえており、乳腺に関する高度な診断が可能です。乳癌の治療は、補助薬品治療を含め数年に及びますので、お住まいの地域で専門的な治療が提供できる体制を整えています。

甲状腺疾患

甲状腺疾患は、バセドウ病や橋本病など慢性恒常性疾患と、良性結節病変や甲状腺癌などの腫瘍を形成する疾患があり、それぞれの疾患に合わせた診療を行っています。

血管外科

静脈疾患

内科治療などでなかなか治らない下肢の「だるさ」や「むくみ」の原因の一つに、皮下静脈の逆流があります。弾力ストッキング着用や弾力包帯による治療以外に手術が有効な場合があります。当科では、皮下静脈逆流に対して局所麻酔下で手術を行い好評です。

また、皮膚科ではなかなか治らない静脈鬱滞性皮膚炎や皮膚潰瘍に対しても手術を行い患者さんに喜ばれています。下肢静脈瘤の手術も行っています。静脈手術では年間約100例で増加傾向にあります。

動脈疾患

高齢の方や足の冷えや痛み、足趾の潰瘍の原因に下肢の動脈狭窄や閉塞によるものがあります。放置すれば壊死となり下肢切断や大腿切断に至ることがあります。手遅れにならないことが大切です。足を救うために薬物治療に加えて、局所麻酔で行うバルーンカルーテルによる血管拡張術や全身麻酔でのバイパス手術を行っています。

 

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外来診療予定表

<受付時間> 午前8時~午前11時30分、午後1時30分~午後4時

一般外来

診療枠 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日

午前

8時30分~12時

木下 茂喜

岡野 和雄

岡野 和雄

川﨑 伸弘

岡野 和雄

第1・3のみ

担当医

(外科または整形外科の医師)

※受付:8時30分~11時30分

川﨑 伸弘 森 秀暁 川﨑 伸弘

森 秀暁

※予約制

木下 茂喜

午後

2時~4時30分

森 秀暁

※予約制

岡野 和雄

※予約制

木下 茂喜

※予約制

専門外来

在宅栄養サポート外来
胃瘻増設および静脈栄養管理など
ストーマ外来
ストーマケア・スキンケア方法の指導等を皮膚・排泄ケア認定看護師とともにおこないます。
乳腺甲状腺外来
乳腺疾患および甲状腺疾患を扱います。
岡山大学病院呼吸器外科による外来
肺癌、胸膜中皮腫、転移性肺腫瘍、気胸、肺胞胞症、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、重症筋無力症、肺移植など
診療枠 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

午前

在宅栄養サポート外来

9時~11時

木下 茂喜

※予約制

在宅栄養サポート外来

9時~11時

木下 茂喜

※予約制

胃ろう交換

11時~12時

森 秀暁

※予約制

午後

乳腺甲状腺外来

2時~3時

川﨑 伸弘

※予約再診

乳腺甲状腺外来

2時~3時

川﨑 伸弘

※予約再診

呼吸器外科外来

2時~4時

杉本 誠一郎

※予約制

ストーマ外来

第2・4のみ

2時~4時

木下 茂喜

※予約制

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スタッフ紹介

川﨑 伸弘/Kawasaki Nobuhiro

役職

診療部長 第1外科部長

資格等

医学博士

日本外科学会認定医、専門医

日本乳癌学会 乳腺認定医、乳腺専門医

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

卒後臨床研修指導医

マンモグラフィ検診精度管理中央機構マンモグラフィ読影講習会AS評価

マンモグラフィ検診精度管理中央機構乳房超音波講習会A評価

日本内分泌外科学会評議員

ひと言

当院は地域の病院として、近隣の住民の方に必要な医療を提供することを目標としています。乳腺疾患に関しては倉敷市内で数少ない2次検診の指定病院にもなっており、初期の検診、診断から手術、薬物治療、術後治療まで一つの診療科で治療しています。当科では3Dマンモグラフィ、超音波診断装置、吸引式乳腺生検装置を揃えています。当科だけでは完結し得ない治療についても大学病院等と連携し、可能な限りみなさまの自宅近くで治療ができるよう手をつくします。甲状腺疾患は通常外科が担当する腫瘍病変だけでなく、薬物コントロールを行う内科的慢性疾患についても診療しています。

木下 茂喜/Kinoshita Shigeki

役職

診療部長 第2外科部長

資格等

医学博士

日本外科学会専門医、指導医

消化器外科専門医

消化器がん外科治療認定医

日本環境感染学会認定ICD

ひと言

明るく、楽しく、元気よく!

一期一会の気持ちを大切にし、日々最善を尽くします。

一般消化器外科ですが専門領域にこだわらず、救急対応から終末期まで幅広く診させていただきたいと思います。脱腸、痔、けがなども一人一人丁寧に診させていただきます。よろしくお願いいたします。

森 秀暁/Mori Hideaki

役職

外科医長

資格等

医学博士

日本外科学会(外科認定医、外科専門医)

日本消化器外科学会(消化器外科専門医、消化器外科指導医、消化器がん外科治療認定医)

日本食道学会(食道科認定医)

日本消化管学会(胃腸科専門医)

ひと言

2018年4月より当院に勤務しており、あっという間の時間でした。

引き続き宜しくお願い申し上げます。

岡野 和雄/Okano Kazuo

役職

外科医長

資格等

日本外科学会専門医

日本消化器外科学会認定医

ひと言

なかなか治らない下肢の浮腫(むくみ)、だるさ、鬱滞性皮膚炎、皮膚潰瘍の原因の中に下肢静脈機能不全(静脈の弁不全)があります。内科や皮膚科で治療してもよくならない場合はその可能性があります。。繰り返す下腿の蜂窩織炎も静脈機能不全が原因のことがあり、手術でよくなります。下肢の浮腫、だるさ、皮膚潰瘍、繰り返す蜂窩織炎などで悩まれている方は受診していただければと思います。下肢静脈瘤に対してストリッピング手術も行っています。当院の静脈疾患の手術は年間約100例で増加傾向にあります。また下肢の動脈狭窄や閉塞に対してバルーンカテーテルによる血管拡張やバイパス手術も行っています。下肢の血流低下による足趾の壊死や下腿切断に至る前に治療をすれば下肢を救うことができます。ご高齢の方で足の冷感や痛み、足趾の潰瘍などがあれば早めの受診をお勧めします。

杉本 誠一郎/Sugimoto Seiichiro

役職

非常勤医師

資格等

医学博士

日本外科学会認定医・専門医・指導医

呼吸器外科専門医

腹腔鏡安全技術認定医

ロボット支援手術プロクター

気管支鏡専門医・指導医

日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医

日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

日本移植学会移植認定医

肺がんCT検診認定医師

ひと言

患者様に何が最良かを考え、患者様が納得して安心できる医療の提供を心がけております。患者様に優しい安全な手術や治療を目指して日々努力しております。

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